メイド姫の物語

―それは、誰かのために「主」となった「メイド」たちの物語。 ※当ブログは、「松葉のマイクラ雑記帳」の別館です。

―マーガレットは宿舎の前庭を整備していた。


【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-1
ロメイン
「マーガレットさん、ここに木をいっぱい植えるのですか?」

マーガレット
「うーん…、場所は意外と狭いしせいぜい3、4本くらいが限度かな?その代わり、花壇に花をたくさん植えようと思っているの」



―数時間後


【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-2
マーガレット
「よーし、こんなものかしら?」

ロメイン
「すごい!花がいっぱいです」

アスター
「僕たちメイディアンには必要なものだからね。マナも得られるし、ヨドミも浄化出来て一石二鳥だね」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-3
ロメイン
「ところで、宿舎広場はどうします?」

マーガレット
「それが…、まだ決めてないの」

アスター
「まあ、無理に何かを作らなくても、イベントとかに使えるように何もない状態にしてもいいんじゃないかと思うけど…」

マーガレット
「そうね。考える時間はたっぷりあるし、他のことをしている間に何か思いつくかもしれないから、当分はそのままにしておきましょう」




―その夜


【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-4
ロメイン
「ロザリーさん、こんな夜中に何をしているんですか?」

ロザリー
「森の調査よ。ヴィオラから聞いたでしょ?魔物のこと」

ロメイン
「そうはいっても…、危ないですよ…」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-5
ロザリー
「…ロメイン!来たわ、早く下がって!」

ロメイン
「え?」

ロザリー
「いいから!まだ外にいる村人がいたら、避難させて!」

ロメイン
「は、はい!」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-6
ロザリー
「…よりにもよって、厄介な魔女型ね。ポーション攻撃もあるし、ロメインを逃がして正解だったわ。さて、ここからは…、速攻で屠るしかないわね」




―翌朝、調査隊は開拓地に見慣れぬ魔物が現れたことを一同に話した。



【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-7
マーガレット
「…やっぱり出たのね。宿舎の周りを整備していたけど、村の防衛も強化しないといけないのね」

アスター
「どうする?戦闘要員を投入した方がいいとは思うけど…」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-8
マーガレット
「ここは宿舎ができたし、新たに候補を呼ぶわ。ダリアとフェリシアに連絡できる?」

ロザリー
「とうとうあの二人を迎えるのね…。ずっと待たせてたけど…」

ヴィオラ
「できるだけ早く来てもらえるようお願いするわ。部屋の準備はできてる?」

マーガレット
「大丈夫。いつ来ても、歓迎できるわ」




―協会都市ヴェルディア


【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-9
赤髪のダリア
「…ついに私の力が必要な時が来たのね」

ダリアのナイト・ビデンス
「ああ、そうだな」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part8-10
フェリシアのナイト・アルニカ
「…という訳で、調査隊から連絡があったけど、フェリシアも行くの?」

マステリアの後継者・フェリシア
「ええ、もちろん…」



―わたくしも、行きます。一度は外界に赴き、学ばなければなりませんから…。

―ロザリーは調査隊メンバーを率いて、開拓地に戻ってきた。


【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-1
ロザリー
「マーガレット、宿舎の方はどうかしら?」

マーガレット
「必要最低限の設備はだいだい揃った、といった所ね。この子たちの部屋も用意しているわ」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-2
ロザリー
「どれどれ…、結構いろいろできているのね」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-3
マーガレット
「入って右の方に受付があるから、宿舎を利用したいメイディアンはここで要件を伝えるの。今は私たちしかいないけど、いずれここで働く人を募集するわ」

ロザリー
「なるほどね…。将来を見越して用意したのね」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-4
ロザリー
「奥にあるのは図書室かしら?」

マーガレット
「そうよ。ちょっと小さいけど、いずれ皆が利用できるようにしたいと考えているわ」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-5
マーガレット
「あとそれと、ロビーの左側に食堂を用意したわ。まだ開店準備中だけど、人数が増えてきたらオープンする予定よ」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-6
ロザリー
「それで、肝心の宿泊室は?」

マーガレット
「二階よ。二人一組のが全部で8部屋あるから、最大で16人泊まれるわ。お風呂は地下に公衆浴場があるから、そこを利用するといいわ」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-7
ロザリー
「…ところで、公衆浴場の反対側にある謎の部屋は?」

マーガレット
「実験場…、になる予定の空き部屋ね。今は何もないけど、いずれ村にある機械を移設したいとタンジェリーナが言っていたわ」

ロザリー
「本当にあれこれ詰め込むのね…。まあ、一か所にいろいろあった方が便利だけど」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-8
マーガレット
「さて、中は一通り見終わったけど部屋はどうする?」

ロザリー
「私はヴィオラと一緒でいいわ。皆は?」

ピンク髪の調査隊メンバー
「わたしはシンディ先輩と一緒がいいなー」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-9
オレンジ髪の調査隊メンバー
「じゃあ、あたしはミラベラと一緒ってことね」

金髪ツインテールの調査隊メンバー
「えー、勝手に決めちゃうなんてずるいー!」

金髪天使の調査隊メンバー
「まあまあ、ここは皆で話し合いましょう。部屋はいくらでもあるし」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part7-10
ロザリー
「…自分で誘っておいてなんだけど、にぎやかになったものね」

マーガレット
「でも、誰も来ないよりはいいんじゃない?それにね…」



―少しでも人が集まれば、がんばった甲斐があるってものよ。

―ヴィオラはメイド姫候補の二人に、今後の開拓に関わる重要な話をしていた。


【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-1
ヴィオラ
「二人とも、悪い報告があるの。ここからそう遠くない所に、ゾンビやスケルトンよりも強力な魔物が現れたの」

マーガレット
「強力な魔物って…、まさか『ヨドミ』が湧き出たの?」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-2
ヴィオラ
「残念ながら、その通りね。緑豊かな土地だから、そこまで出ないと踏んではいたけど…」

タンジェリーナ
「どういうことなの?早く教えて!」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-3
ヴィオラ
「報告によると、魔物は樫や白樺の森に出現したの。しかるべき対処をした後に遺体を調べたら、通常の魔物よりヨドミの含有量が多かったの」

マーガレット
「ヨドミを吸収して強力になったのね。でも、ヨドミは森みたいな場所だと少ないって言ってたはずじゃ…」



【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-4
ヴィオラ
「それが…、最近森でも『ヨドミの逆流』が発生しているの。大昔に大量発生してから、私たちメイディアンと植物の力で抑え込んで浄化してきたけど…」

タンジェリーナ
「だったら、結界を張ってどんどん花とか植えればいいじゃない!メイド姫候補だって、いくらでもいるんだし…」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-5
マーガレット
「でも、その前に宿舎を完成させないと話にならないわ。それから、誰がどこを開拓したいのかも聞く必要があるわ」

タンジェリーナ
「あっ、そうだった…」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-6
マーガレット
「とにかく、まずは目の前の課題をクリアする必要があるの。開拓の範囲決めは、ある程度人が集まってからにした方がいいとは思うわ」

タンジェリーナ
「…じゃあ、なおさら早く完成させる必要があるわね」




―それから数日後


【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-7
タンジェリーナ
「シトロン、早くして!こっちはもうキッチンも事務室も、泊まる所だってできちゃったのよ!」

シトロン
「慌てるなって、ちょっと待ってろ」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-8
ベルガモット
「とりあえず、赤と青の二色だ」

マーガレット
「あら、素敵なタイルね」

シトロン
「他の色が必要になったら、俺に言ってくれ。原料は染料以外同じだからな」




【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-9
マーガレット
「アスター、建材持ってきたわ」

アスター
「ありがとう、これで作業ができるよ」



―一時間後


【Chap.1】メイド姫の開拓地 part6-10
アスター
「よし、完成!」

マーガレット
「これで必要な設備は揃ったわ。あとはロザリーを待つだけだけど…」


―果たして、喜んでくれるかしら?

このページのトップヘ